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テナガコガネ関連文献

機Э浚 類  1895年〜1945年までは台湾が日本領だったため、戦前の「日本」昆虫・甲虫図鑑の中にはタイワンテナガコガネ(表記は テナガコガネ)Cheirotonus formosanus Ohaus, 1913を図示解説しているものがいくつかある。
図 鑑名
編 著者
出 版社
発 行年

日本昆虫 大図鑑
松村松年
刀江書院
1931
タイワン テナガコガネ:(1073)アシナガカブトムシ Euchirus macleayi Hope
続日本の 甲虫
横山桐郎
西ヶ原刊 行会
1931
タイワン テナガコガネ:第十三図版テナガコガネ Propomacrus macleayi Hope
分類原色 日本 昆虫図鑑
加藤正世
厚生閣
1933
タイワン テナガコガネ:Pl. 19♂ Pl. 20♀テナガコガネ Euchirus macleayi Hope
原色甲虫 図譜
神谷一男
足立綱光
三省堂
1933
タイワン テナガコガネ:第五六図版テナガコガネ Propomacrus macleayi Hope
原色甲虫 図譜 平山修次 郎
三省堂
1940
タイワン テナガコガネ:第四図版テナガコガネ Cheirotonus macleayi formosanus Ohaus





戦後は 「世界の昆 虫・甲虫」図鑑で、大型コガネムシの一つのグループとしてテナガコガネを扱ったものがいくつか存在する。
図説世界 の昆虫
阪口浩平
保育社
1979
東南アジ ア編 でアンボン産のクモテナガ・マリンドゥケ産のセスジテナガ・台湾産のテナガの写真がそれぞれペアで図示されており、トルコヒ メテナガはスケッチのみ
学習百科 図鑑40
世界のカブトムシ

小学館 1983 生態画像 はタイ産parryi とセラム産クモテナガ、標本画像はマレー産・アッサム産・台湾産・セラム諸島産・フィリピン産





ヤンバル テナガ発見 以降は「日本の甲虫」の1種として昆虫・甲虫図鑑に記載されているものがあるが、分布が限られ個体数が少ないためか、載って いるものはあまり多くない。
パーフェ クトシリーズ 22
世界のカブトムシ
岡島秀治
黒澤良彦監修
講談社 1985 図版48 ページ中、テナガは8ページであるが、カバー図示12個体中テナガが4個体を占める。ヤンバルはペアで図示されているもの の、ヤンソン・マクレィ原名亜種 は図示なし。クモテナガの産地として"ブル島"が記述されている
日本甲虫 図鑑
黒澤良彦
保育社
1985
黒澤良彦 博士が執筆しているはずだが、なぜか図示されているのはParatype 発行のタイミングから見て水沼標本が届く前に撮影 されたものだろうか
珍虫と奇 虫
相賀徹夫
小学館
1985
学習百科 図鑑46、ヤンバルテナガが2ページに渡って紹介されており、前胸の突起がはっきりわかる♂蛹の画像(撮影:水沼哲郎)が 載っている。これはヤン バルテナガの♂蛹が図示された最初の文献ではないかと思われる
地球絶滅 昆虫記
猪又敏男
黒澤良彦監修
竹書房
1988
猪又氏が 蝶メインであるためか、登場するのはクモテナガ
学研生物 図鑑
昆虫
伊藤年一
編集
学習研究 社
1990
初版は 1983年発行だが、1990年の改訂版以降、追補162-供△箸靴謄筌鵐丱襯謄淵小型♂の画像と解説が加えられた
日本の天 然記念物
加藤陸奥 雄
他監修
講談社
1995
ヤンバル テナガは交尾中を 含む成虫画像2葉と簡単な解説のみ
甲 虫 山渓フィールドブックス13 黒澤良彦 山と渓谷 社
1996

学研の図 鑑 昆虫

学研
1999
スケッチ で図示されている 他の種に比べて記述は極めて簡単
小学館の 図鑑NEO 3 昆虫

小学館
2002
表紙見返 しと本文に図示あり
昆虫の雑 学事典
阿達 直樹 日本実業 出版社
2007
図示され ているのはヤンソンとヒメテナガだけであるが、トルコヒメテナガの闘争シーンは他ではまず見ることが出来ないと思われる
日本産コガネムシ上科図説 第2巻 食葉群 酒井香
藤岡昌介
昆虫文献
六本脚
2007
表紙見返 しと本文にヤンバルテナガが図示されており、背面図だけではないところがすばらしい。
普及版はまだか
絶滅危惧 の昆虫事典
川上洋一
東京堂出 版
2010
虫屋視点 で書かれており、ヤンバルテナガの絶滅危惧の主因が正しく森林伐採・開発とされている
世界のカ ブトムシ
THE MUSEUM OF  RHINOCEROS BEETLES
今森光彦
アリス館
2011
アリス館 創立30周年事業で制作されたもの。トルコヒメ、ダビドヒメ、タイワン、ヤンバル、ヤンソン、デュポンチャヌス(裏表紙に も)、ロンギマヌスが図示・解説 されている
日本産コガネムシ上科標準図鑑 岡島秀治
荒谷邦雄
学研教育 出版
2012
ヤンバル テナガは2♂1♀が図示されている
供Д謄 ガコガネ 関連文献他 国内のものはヤンバルテナガ発見以降のものが多い
 この他に、TSUISOで伐採木の根際から得られた幼虫の飼育記と「ヤンバルテナガを絶滅させよ」があるはずなので調査中
文 献書籍名 著 者 出 版社 発 行 年
動物学雑 誌
40巻281号
横山桐郎 日本動物 学会
1928
珍らしい臺灣産テナガコガネPropomacrus macleayi Hopeに就いて
月刊むし
70号
中田隆昭
む し社 1977
1月号: 台湾採集紀行として、1975年8月の奮起湖周辺におけるテナガコガネ灯火採集について報告、3♂4♀が得られている
CFIA's NEWS
Vol. 4 No. 1
伊藤敏仁 千葉の家 庭的虫屋の集い 1982
ヤンバル テナガの存在を印刷物として最初に紹介した文献。入手閲覧は極めて困難だが、下記月刊むし275号で全文が紹介されている
月刊むし
143号
小林裕和
む し社 1983 1月号: 台湾のコガネムシ(6)でタイワンテナガコガネを図示&解説;表記はテナガコガネ Cheirotonus macleayi HOPE 台湾産をsubsp. jansoni JORDAN としている
TSUISO 391号 西山保典
木曜社 1983
9月22 日号:琉球新報10/8の記事を紹介、沖縄在住ではない虫屋へのテナガ発見の第一報となった。ネット裏情報ではセレベスのテ ナガについても記述有り
392号ネット裏情報でも以前の沖縄産テナガの噂について記述がある
月刊むし
153号
藤田宏 む し社 1983 11月 号:沖縄タイムスの記事を引用、テナガコガネ(当時は未命名)が沖縄で採集されたことを報じる
TSUISO 403号
橋本説朗
木曜社
1984
1月22 日号:セツロー氏によるテナガコガネの解説がある。P.davidi は稲原コレクションに1♀あるだけとか、この時代は希少種の標本の行方はほとんど把握 されていたものの、属そのものについてはよくわかっておらず、C. yansoni は学名も出ていない
TSUISO 406号 西山保典 木曜社 1984
マスコミ の報道についての号で、ヤンバルテナガの幼虫が発見されたことを琉球新報(心ない業者ら捕獲)と沖縄タイムス(名護博物館準 備室の佐藤さんら採集)がどの ように記事にしているか比較している
月刊むし
156号
藤田宏
む し社
1984
2 月号:表紙がヤンバル♀
♀画像が存在する理由はP. 29に『山登明彦氏の鬼ヅモ』として述べられている
TSUISO 411号 水沼哲郎 木曜社 1984
4月12 日号:みんなでひろげようテナガのワァ と称し、テナガコガネ全般を解説
昆虫と自 然
19巻4号
越智輝雄
ニューサ イエンス社 1984 4号:特 集・台湾の昆虫内で、ヤンバル発見の関連から、1974年夏に奮起湖駅裏の原生林内でボロボロの倒木内部から得られたテナガ と思われる幼虫について記述
TSUISO 416号 西山保典 木曜社 1984 6月2日 号:ファントムが翔ぶ 水沼氏のヤンバルテナガ採集状況とやんばるの現状について解説、下記朝日出版社の本 で一般向けに修正して再録され ているが、こちらの方がかなり生々しい
Bulletin Natural Science
黒澤良彦 国立科学 博物館
1984
Discovery of a New Longarmed Scarabaeid Beetle(Coleoptera) on the Island of Okinawa 黒澤良彦博士による原記載
月刊むし
161号
水沼哲郎
むし社 1984 7月号: 表紙は蛹室内のヤンバル・生態写真&解説
科学朝日
44巻6号
水沼哲郎 朝日新聞 社 1984 6月号: 生態画像&解説、生息地の発生木の様子を最初に紹介し た文献ではないかと思う
ヤンバル テナガコガネ 水沼哲郎 朝日出版社 1984 ヤンバル の原記載が入手しにくいので、記載文を参照できるものとして重 宝する
昆虫と自 然
19巻10号
東 清二 ニューサ イエンス社
1984
9月号:東 清二教授による発見の経緯及び生息地の様子を含めた解説がある
月刊むし
166号
水沼哲郎 むし社 1984 水沼哲郎 氏による野外活動目撃例 8. X. 1984 辺野喜林道 が報告されている
天然記念 物実態報告 東 清二ほか 沖縄県教 育委員会 1985 沖縄県天 然記念物調査シリーズの第26集として発行されたもの。学術的 に調査されており、形態以外に分布や生態についても詳細に述べられている。また、他で引用・図示されたのを見たことはないが 国頭中学校で保存されていた 1977年頃採集されたという♀液浸標本についての記述がある。続いて第27集として実態報告兇発行されている模様だが内 容は未確認
ヤンバル テナガコガネ 日本最大の甲虫
湊和雄
大日本図 書
1987
子供向け の本なので詳細が述べられているわけではないが、ヤン バルテナガの♂蛹が(羽化間近の蛹っぽくない状態とはいえ)図示されてれる
北九州市 立自然史博物館研究報告 第9号
上田恭一 郎
北九州市 立自然史博物館 1989
鳥取県で 発見されたイナバテナガコガネ(化石種)の報告と記載
月刊むし
275号
伊藤敏仁
藤田宏
むし社 1994 1月号: 今月のむし→ヤンバルテナガコガネ(伊藤敏仁)
「沖縄のテナガコガネの存在を最初に書いたミニコミ誌」千葉の家庭的虫屋の集い 会誌『CFIA's NEWS』Vol. 4 No. 1 1982.Apr. 28 において、伊藤氏が沖縄でテナガコガネの胴体を拾った記事が掲載されたことを全文引用して紹介
月刊むし
282号
村本理恵 子
むし社 1994
8月号: フジオカテナガコガネ記載
やんばるの森
輝く沖縄のいきものたち
久高将和
日本野鳥の会
東洋館
1994
ほぼ写真集で、野鳥の会が企画しただけあってメインは ノグチゲラとヤンバルクイナ。しかしヤンバルテナガの生態写真も2葉(♂♀1葉ずつ)あり、少し後のページには東清二教授の 生態を含めた解説がある。また、環境破壊の問題点にも触れられている
文化課紀 要第13号
西銘盛光
東清二
沖縄県教 育庁文化課
1997

「ヤンバ ルテナガコガネの成虫及び幼虫の一時飼育の記録」 ヤンバルテナガを飼育したほとんど唯一の公式記録と思われるが、実際に発生木が伐採され与那のチップ工場に運び込まれたとい う記録になっている点にも注目 して欲しい
沖縄やん ばる
亜熱帯の森 この世界の宝をこわすな
平良克之
伊藤嘉昭
高文研
1997
絶滅危機 にある貴重種として紹介 10万円という密売価格も?だが、「密猟のために梯子を打ち付けられた木」というのは枝振りやウロ の位置からして水沼氏が採集し た有名なオキナワウラジロガシ(つまり、密漁しようにも既に中は空っぽ)である。貴重種を守ろうとする姿勢は結構だが、十分 な裏付け取材もせず減少の原因 を安易に採集に求めるようでは保護は出来な いであ ろう
月刊むし
317号
馬揚勝
むし社 1997
Cheirotonus gestroi ssp. lehmanni 記 載
コレクションシリーズ Vol.3
テナガコガ ネ・カブトムシ
水沼哲郎 Endless Science Information 1999
ヤンバル テナガの合法的採集者の強み+標本商としての実力+虫屋の人脈 から、他ではまず見ることの出来ない大量のヤンバルテナガやフジオカテナガの標本には圧倒されるが、当時入手が難しかった種 も図示するため、すごく金がか かっているのも事実である(例えばP. davidi は1986. IX. 21の競りで\300,000で落札したもののはず)。内容が同じままで2007年に再版
週 刊日本の天然記念物09 ヤンバル テナガコガネ 東清二監 修
小学館
2002
メインが コレクションフィギュアのようで、付属冊子の内容は湊和雄氏の 1987年の本を冊子にした感じ
KUWATA  No.14 鈴木貴夫
ワイルド プライド
2002 P.102 から9ページにわたってテナガコ ガネ類の分類、分布、活き虫流通状況、累代飼育方法、文献などの紹介があるが、標本画像はチベット産P. davidi のみ
BE-KUWA 4号

むし社 2002
P.114 から7ページにわたってテナガコガネの飼育方法が紹介されて いる
ヤンバルテナガコガネ飼育法と銘打って増殖の可能性に触れているわけだが、テナガ飼育法を載せた雑誌が続いている辺りこのこ ろ結構多く輸入・飼育されてい たことが判る
遺伝 2002年11月号
野村鎮
掌華房
2002
連載シ リーズ「うちの博物館の目玉収蔵品 紹介」の第9回として、国立科学博物館の ヤンバルテナガHolotypeが図示されている。借りやすさの問題なのか琉球大のParatypeが図示されている文献が 多い中、Holotypeが図 示されているのは珍しい
月刊むし
395号
渡辺康之
むし社 2004
1月号: 実発行日は2003/12、ミャンマー・ナガランド探訪記中にマクレイの生 態画像 がある
月刊むし
431号
藤田宏
むし社 2007
1月号: ヤンバルテナガコガネの25年 絶滅へのカウントダウン と称し、現状と林道作成を含む開発の危険性と、虫屋視点の保護への提言が述べられている
鰓角通信  No.14 村本理恵 子 コガネ ムシ研究会 2007
裏表紙に キプロスヒメテナガの図示&解説がある
KOGANE  No.8
藤岡昌介 コガネ ムシ研究会
2007
チベット ヒメテナガ記載、比較のためPropomacrus属4種すべて図示されている
KOGANE  No.9 村本理恵 子 コガネ ムシ研究会 2008
テルヌマ テナガ記載、Cheirotonus属 のリストがあり、これを見る とやはり正しい綴りはC. parryii とC. macleayii で あるようだ
日本の生 物多様性

平凡社
2010
国内の希 少種についても述べられているが、特にヤンバルテナガ自体に触 れた記述はなく、2葉図示されているだけ





掘Сこ 文献 (調査中)
Fauna of British India
Arrow.G J.
Taylor & Francis
1917
Coleoptera. Lamellicornia Part 供ヽ銅錣砲弔い導慳召反渕┐されたカタログ











Young R. M.

1989
Euchirinae of the World






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